2012年09月09日

円高とヴァイオリン弦の価格

(2008/11/13)ヴァイオリン関係相場

アメリカ発の金融危機はヨーロッパに飛び火して未だ着地点が見えず、為替も混乱が続いております。で、弦の価格の話題。

私は、楽器については海外とのやりとりが多いですが、弦については国内の正規輸入代理店から購入するだけなので、正直、海外での弦の価格事情については詳しくありません。私が知る限りの輸入代理店から説明のあった経緯としては、金融危機前に、メーカー値上げとユーロ高が重なり、立て続けに価格改定がありました。その後急激な円高となりましたが、為替予約のため値下げはなかなか難しいと。その後わりとすぐに、このスレッドが立った頃でしょうか、定価は変えず仕切りを下げることで対応しますとの通達があり、現在に至ります。この頃からどこの店も大幅に値引きするようになったでしょう?

ちなみに日本だけがやたら高い(不当に?笑)というのは本当なんでしょうか?大手通販サイトで適当に調べてみました。

ドミナントのE線アルミでのセットの定価は日本:¥8,715、アメリカ:$99.99。今日現在の為替は1ドル78.24円ですから、10%ほど日本の方が高いみたいですが、送料を吸収できるほどでもないし、10%なら為替の変動範囲で逆転しても不思議はありません(ちなみに為替が87.15円になれば定価が同額になります)。というわけで、定価は同じくらいだと感じました(ちなみにヨーロッパはイギリス、フランス、ドイツを調べてみましたが、定価表示がないみたいです)。

実勢価格については、日本とアメリカの平均的な割引率はどうも同程度のようです。つまりアメリカでは実勢価格も日本より10%ほど安いです。ヨーロッパの実勢価格はイギリス、ドイツは日本とほぼ一緒ですが、意外なことにいずれも日本よりやや高かったです。また、フランスは日本より30%ほど高かったです。

結論としては、日本の定価設定・実勢価格ともに、世界と歩調が合っているようです。このスレッドが立った頃は状況が違ったのでしょうか・・・?(申し訳ない、その時に調べなかったのでわかりません)
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posted by yc at 16:47| Comment(0) | ヴァイオリンがらみの雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月05日

ヴァイオリン製作者ライブラリ

ヴァイオリン製作者ライブラリ

このコンテンツは大昔に作ったものでWalter HammaのItalian Violin Makersのリストにある楽器をとりあえず盛り込みました。丸写しとも言いますが。なわけで、いわゆるオールド・イタリアンのメーカーのみのリストです。

殆ど解説もついておらず、スクール(製作地)と生没年がわかる以外あまり内容のないコンテンツですが、実は一部のメーカーに入っている解説が深いです。有名どころのメーカーに詳しい解説がありますが、これは後から付けたもので、殆ど一言ずつのぞんざいな感じのやつがオリジナルです。(この解説に関する経緯等についてはまたの機会に。)

楽器が相当好きか、仕事等で深く関わっている人以外にはわかりにくいかもしれませんが、わかる人にはかなり興味深いはずです。私は業界で経験を積むほどに、より面白いと感じるようになりました。今までノーマークでしたらお試しを。
posted by yc at 05:28| Comment(0) | ヴァイオリン楽器の話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月02日

ヴァイオリンの機内持ち込み

(2008/03/13)ヴァイオリン型(ひょうたん型)ケースは機内持ち込み可能?
(2009/04/12)楽器ケースの機内持ち込み
(2009/11/11)警告!国内線手荷物制限改悪

結論から言うと、確実に持ち込める保証はありません。必ず事前に航空会社に確認した方が良く、最悪の場合は楽器用に別途座席を購入する必要があります。

国内線の大型機および国際線の場合、3辺の合計が115cm以内、3辺がそれぞれW55cm×H40cm×D25cm以内、国内線の小型機(100座席未満)の場合、3辺の合計が100cm以内、3辺がそれぞれW45cm×H35cm×D20cm以内をそれぞれ両方満たすことが条件です。いわゆる機内持ち込み対応ケースの場合、3辺の合計は100cm前後ですが、幅が60cm超のため、条件を満たしません。ひょうたん型ケースの場合、3辺の合計は115cm前後で国際線等であれば微妙な線ですが、幅が80cm弱なので、やはり条件を満たしません。

しかし全日空で機内持ち込み用に貸し出しているケースは何故かひょうたん型ケースです。結局のところ、ひょうたん型ケース以下の大きさであれば、相変わらず認められることが多いようです。

ただ、厳密に運用するようになってきていることは間違いないので、事前確認は必須です。さらには、事前に確認したとしても、個々の現場の判断によってどう転ぶかわからないので、万が一にもトラブルがあったら困る場合、楽器分の座席を買う他ありません。
posted by yc at 01:25| Comment(0) | ヴァイオリンがらみの雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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