2012年10月09日

フランクフルト空港税関のヴァイオリン押収・その後

こちらも無償返還されたようです。まぁ当然ですが、良かったです。

返還決定前の東京新聞の報道によると、ドイツ財務省は税関当局にストラディヴァリの返還を指示していたそうです。すると、税関当局は激しく反発し、脱税行為を手助けしているとしてショイブレ財務相を告発したそうです。俄には信じがたいですが、仮にこれが事実だとすればいささか病的ですね。来歴の証明が難しい品物ならまだしも、ストラディヴァリであれば、まして今回のケースであれば、所有者は明らかであり、関税逃れの意図がないことも明らかです。それなのに…。堀米ゆず子さんで失敗したので、リベンジとばかりに本気で取り上げるつもりだったのかと疑いたくなります。ちなみに堀米さんはどうやらシレッと緑のゲートを通ってしまったらしいですが、今回のケースはどうだったんでしょう。報道ではそこが不明確ですが。

私の認識としては、カルネを準備すればフリーパスという訳ではないが、悪評高いフランクフルト税関を通るのであれば、考えられる自衛としてして当然準備できるものはすべて準備し、申告して通関した方が良いだろう、ということでした。そういった意味で、今回や前回のケースは不用意な部分もあったのかなという見方でした。ただ、一連の流れを見ると、この(病的に見える)税関だけは、カルネがあったところでどうなるかわからない気がします。結局、現場職員の解釈次第で運用しているように見えるからです。

つまり、(1)事実納税の義務がなく、(2)書類が揃っていて、(3)申告義務を果たしたとしても、底意地の悪い税関職員を納得させる話術がなければ難癖を付けて否認!するんじゃないかと疑ってしまうんですが、どうなんですか、フランクフルト税関さん。

(追記)

毎日新聞の報道によると、税関当局が財務相を告発しているのは堀米さんの件についてである、堀米さんも有希・マヌエラ・ヤンケさんも無申告で税関を通過しようとした、だそうです。となると税関の言い分は申告義務違反ということなんでしょうけど、まぁ一連の対応を見るに、病的という感想には変わりないですね(笑)。ただ、演奏家側にも徹底的な自衛意識は必要ですね。

あとは、同様のケースで申告して通関した場合に難癖を付けられることがあるのかどうかを徹底的に検証してもらえないものでしょうか、マスコミさん。
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